草野球や少年野球の試合動画は、2時間近くになることも珍しくありません。そのままアップすると「見たい回まで探すのが大変」で、結局見返されないことも。 そこで役立つのがYouTubeのチャプター(頭出し)です。イニングごとに区切っておけば、視聴者は見たい場面にワンタップで飛べます。
YouTubeチャプターとは
動画のシークバーが区間ごとに分割され、章のタイトルが表示される機能です。特別な設定は不要で、概要欄に決まった形式でタイムスタンプを書くだけで有効になります。
チャプターを表示させる3つの条件
- 先頭が「0:00」から始まること。
- タイムスタンプが3つ以上あること。
- 各チャプターの間隔が10秒以上で、時刻が昇順(早い順)に並んでいること。
この条件を満たすと、YouTube側が自動でチャプター表示に切り替えます。
概要欄への書き方(例)
「時刻 半角スペース ラベル」を1行ずつ書きます。野球の試合ならイニングで区切るのが分かりやすいです。
0:00 試合開始
0:15 1回表 0-0
8:30 1回裏 0-1
17:40 2回表 2-1
…
ラベルにスコア(0-1 など)を入れておくと、点差の動いた回がひと目で分かって便利です。
手打ちは大変。自動生成という選択肢
チャプターは手打ちでも作れますが、試合を再生しながら各イニングの開始時刻を1つずつ確認して書き写すのは、かなりの手間です。
野球専用の編集ツール NineCut(ナインカット)なら、編集時に置いたイニングや得点の情報から、YouTubeチャプターを自動生成できます。10秒ルールなどの条件もツール側が満たしてくれるので、 出力されたテキストを概要欄に貼り付けるだけ。得点シーンをチャプターに含めることもできます。
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チャプターの前に、そもそも試合動画を見やすくするなら試合動画にスコア(スコアボード)を入れる方法もあわせてどうぞ。 スコア表示とチャプターを組み合わせると、草野球・少年野球の動画が一気に「中継」らしく仕上がります。
どこで区切るか
野球の試合動画では、イニングの表裏で区切るのが基本形です。見る人が「4回の攻撃だけ見たい」と思ったときに、そのまま飛べます。
さらに実用的なのは、得点が入った場面を独立したチャプターにするやり方です。試合をまるごと見ない人ほど、点が動いた場面だけを見たがります。
0:00 試合開始(先頭は必ず 0:00)4:12 1回表11:38 2回表 ガ +1(1-0)← 得点シーンは点差も入れると親切1:52:10 試合終了
チャプター名の付け方
長すぎる名前はスマホで途切れます。15文字前後までを目安に、「回・攻撃側・結果」の順で短くまとめると読みやすくなります。
選手名を入れるかどうかは、公開範囲によって判断してください。誰でも見られる形で公開する場合、少年野球では氏名を出さない選択が無難です。判断の目安は公開範囲とプライバシー配慮にまとめています。
うまく表示されないときのチェック
チャプターが出ない場合、たいてい以下のどれかに引っかかっています。
- 先頭が 0:00 になっていない:最初のタイムスタンプは必ず 0:00 である必要があります。
- 3つ未満しかない:最低3つ必要です。
- 間隔が10秒未満:隣り合うチャプターは10秒以上離れている必要があります。
- 時刻が昇順になっていない:並び替えると直ります。
- 反映待ち:説明欄を編集した直後は反映に時間がかかることがあります。数分待ってから再読み込みしてください。
1時間を超える動画では 1:05:30 のように「時:分:秒」で書きます。65:30 と書いても認識されません。
チャプター以外で見やすくする
チャプターは強力ですが、それだけで長い試合動画が見やすくなるわけではありません。組み合わせると効くものがいくつかあります。
- 画面にスコアを出す:途中から見た人でも状況が分かります。チャプターで飛んだ先が「何回で何点か」すぐ伝わるのは、この表示があるかどうかで決まります。
- 説明欄の先頭に結果を書く:試合の結果とざっくりした流れを2〜3行入れておくと、見るかどうかの判断がしやすくなります。
- 見せ場だけの短い動画も別に用意する:フル試合とは別にハイライトを上げておくと、そちらから入ってフルへ流れる人が出てきます。
長い動画は「最初から見る」前提だと、そもそも再生されません。どこからでも入れる形に整えておくほうが、結果的に見てもらえます。
まとめ
長い試合動画は、チャプターを付けるだけで見やすさが大きく変わります。手打ちでも作れますが、イニングや得点から自動生成できる専用ツールを使えば、貼り付けるだけで完成します。 NineCutは無料で試せるので、次にアップする試合動画からぜひ活用してみてください。